「サスティナブルとは何か実はよくわからない」
「うちの会社もサスティナブルな観点を持ったビジネスにシフトしたい」
「社会貢献ができる環境にやさしい事業内容の仕事をしたい」
と考えながらもどうしたらいいかわからない方もいらっしゃるでしょう。
トータルリペアは、サスティナブルな社会の実現にリペアビジネスを通して貢献してきました。
今回はその立場から、サスティナブルなビジネスの基礎知識から、企業がサスティナブルを実践するメリット、トータルリペアの取り組みまでを解説していきます。
サスティナブルな未来を築くための第一歩を踏み出しましょう。
もくじ
サスティナブルの意味
サスティナブル(Sustainable)は、「持続可能な」や「ずっと続けていける」という意味の形容詞です。動詞「sustain(持続する)」と接尾辞「able(~できる)」から成り立っています。
名詞として使用する際に、サステナビリティ(Sustainability)「持続可能性」とも表現されます。
一般的に使用されるのは、『持続可能な開発』に関連する文脈です。
つまり、サスティナブルビジネスとは、「限りある環境資源を守り、次の世代まで残していくことのできる事業活動のこと」を指します。
サスティナブルなビジネスとは
サスティナブルなビジネスは、持続可能な社会の実現に貢献している事業です。
持続可能な社会の実現に必要な要素として次のようなものが含まれているとサスティナブルなビジネスと印象付けられます。
- 環境への配慮
- 循環型経済の推進
- クリーンテクノロジーの研究開発
- サプライヤーとのパートナーシップの強化
- 持続可能性に関する情報の公開
- 政府、NGO、地域社会との連携
要素①環境への配慮
サスティナブルなビジネスの要素として、環境への負担を減らす配慮が挙げられます。
具体的には、以下のような取り組みが該当します。
例)再生可能エネルギーの利用
エコフレンドリーな製品の開発と販売
カーボンフットプリントの削減
社会的責任の確立
要素②循環型経済の推進
環境負荷をなくし自然を再生する循環型経済の推進を図るのも、サスティナブルなビジネスの要素です。
具体的には、以下のような取り組みが該当します。
例)製品のリサイクルや再利用の促進
廃棄物の最小化と適切な処理
イノベーションと技術の活用
要素③クリーンテクノロジーの研究開発
環境にやさしい技術の開発も、ビジネスをサスティナブルにします。
具体的には、以下のような取り組みが該当します。
例)新たな持続可能なソリューションの探求
サプライチェーンの持続可能性
要素④サプライヤーとのパートナーシップの強化
原料調達から商品・サービス提供までに関わるサプライヤーと強いパートナーシップを結び、一緒に社会問題に取り組んでいくのも、サスティナブルなビジネスの要素です。
具体的には、以下のような取り組みが該当します。
例)サプライチェーン全体での環境への配慮
情報の透明性とレポートの公開
要素⑤持続可能性に関する情報の公開
サステナビリティに関する情報を公開することも、サスティナブルなビジネスの1つの要素です。
※ 2023年1月31日に改正された「企業内容等の開示に関する内閣府令等」により、企業はサステナビリティ情報を開示することが義務化されました。
具体的には、以下のような取り組みが該当します。
例)透明性の確保と報告の定期的な実施
利害関係者との協力
要素⑥政府、NGO、地域社会との連携
政府、NGO、地域社会と連携をして、環境に配慮した取り組みを行うことも、サスティナブルなビジネスの要素です。
具体的には、以下のような取り組みが該当します。
例)持続可能性に向けた共同プロジェクトの推進
サスティナブルなビジネスに取り組む5つのメリット
サスティナブルビジネスに取り組むと、環境にだけではなく、取り組んだ企業にも良い影響があります。
企業がサスティナブルビジネスを目指す際には、自社と社会の双方が持続可能な状態になる姿勢を示すことが重要です。この姿勢を示すことで、以下のようなメリットが期待できます。
メリット①企業イメージの向上
サスティナブルビジネスを目指すと、企業イメージを向上させられるメリットがあります。
近年、環境・社会・経済に対する意識の高い消費者が増加しています。
サスティナブルビジネスを行うことで、企業の環境・社会・経済への貢献が認知され、ブランド価値が向上します。
メリット②ステークホルダーからの信頼獲得
サスティナブルビジネスを目指すと、ステークホルダーからの信頼を獲得できるメリットがあります。
サスティナブルビジネスへの取り組み姿勢を外部に示すことで、従業員、取引先、株主、金融機関などのステークホルダーからの信用が向上します。
これにより、人材の定着や取引・株主の安定、財務の安定化が期待できます。
メリット③事業コストの削減
サスティナブルビジネスを目指すと、事業コストが削減できるというメリットがあります。
環境への配慮を推進することで、エネルギーや原材料の使用量、廃棄物の削減が可能です。
これにより、事業コストが削減され、収益性が向上します。
メリット④新たなビジネスチャンスの発見
サスティナブルビジネスを目指すと、新たなビジネスチャンスが発見できるというメリットがあります。
社会的な課題解決に関連する市場には多様なニーズが存在します。
サスティナブルな取り組みを通じて、新たなビジネスチャンスが生まれる可能性があります。
メリット⑤優秀な人材の獲得
サスティナブルビジネスを目指すと、優秀な人材の獲得ができるメリットがあります。
サスティナブル経営への姿勢を示すことで、関心を持つ人材を獲得しやすくなります。
これらの人材は、環境への配慮や社会的課題に対する意欲を持っており、企業にとって価値の高い人材となります。
以上のように、サスティナブル経営の推進は企業に多くのメリットをもたらす重要な取り組みです
トータルリペアの取り組み
近年、環境ビジネスがますます重要視される中、トータルリペアは持続可能なビジネスモデルとして注目を浴びています。
トータルリペアは「捨てない・壊さない・取り替えない」をコンセプトに1981年より自動車・住宅の内外装事業で産業廃棄物の削減によりエコビジネスに取り組んできました。
自動車リペアにおいては、部品の交換を最小限に抑え、必要な部分の補修に特化することで、部品の廃棄を防ぎ、地球環境への負荷を軽減しています。
例)レザーシートのキズリペアによる廃棄物の削減
キズのついた自動車シートを張り替えるのではなく、必要な部分のみリペアし、張替えによる廃棄物を削減。
住宅リペアにおいても、フローリングやアルミサッシなどの建材や家具を補修し、取り替えや交換を行わないことで、廃棄物の削減に寄与しています。
例)フローリングのキズリペアによる廃棄物の削減
キズのついたフローリングを1室全面張り替えするのではなく、必要な部分のみリペアし、張替えによる廃棄物を削減。
さらに、革製品のリペアと軽板金においては環境に配慮し、有機塗料ではなく水性塗料を使用することで、環境への影響を最小限に抑えています。
サスティナブルビジネスとは、持続可能な社会の実現に貢献する事業
サスティナブルなビジネスとは、環境への配慮により循環型経済を推進する事業活動です。
サスティナブルなビジネスに取り組むことで、企業価値の向上や事業コストの削減などたくさんのメリットを得ることができます。
「サスティナブルなビジネスを始めたいけれど、何をやればいいか分からない」
という方はリペアビジネスを始めてみませんか?
自動車や住宅のキズや劣化を補修することで、地球環境を守りながらビジネスの成功を収めることができます。
持続可能なビジネスをおこなうフランチャイズ「トータルリペア」。
リペアビジネスについて詳細を聞きたい方はトータルリペアFCのオンライン説明会にご参加ください。