1. 独立開業成功のレシピTOP
  2. FC本部トータルリペアとは
  3. リペアとはどんな技術?修繕・修復できる範囲と事例写真

リペアとはどんな技術?修繕・修復できる範囲と事例写真

  1. 公開日:2022年05月13日
  2. 最終更新日:2024年05月28日

FC本部トータルリペアとは

この記事をシェアする:

リペアという言葉をご存知でしょうか?
不景気によってMOTTAINAI文化が再注目される中で注目が集まっています。
そのため、古い物や傷がついたものをキレイにする方法を調べるときや、技術職の募集などで目にすることがあるかもしれません。

今回はリペアとはどういう意味かという概要と、対象となるものの範囲を紹介します。
事例写真もありますので、ぜひ最後までご覧ください。

リペアとは

リペア(repair)とは、修理・修繕・修復するという意味です。
もう少し詳しくいうと、古くなったり傷ついたりしたものに手を加えることによって、元の状態に近づけたり、より良い状態に直すことを意味します。

リフォームとの違い

リペアとリフォームはよく混同されがちな言葉ですので、その違いをご説明します。

リフォーム(reform)とは、作り直すという意味です。
手を加えることによって、良い状態に直すという目指すところは同じですが、方法が異なります。
リフォームは、古くなったり傷ついたりした箇所をそのまま直すのではなく、一部を新しいものに取り換えます。

具体的に、住宅のキズを綺麗にする方法の違いをご説明します。
ドアにモノをぶつけて穴が開いてしまったとき、リペアであればドアの穴をふさいで、その上から色を周囲に合わせてキレイにします。
一方、リフォームであれば、ドアを新しいものに付け替えることになります。

なるべくコストをかけたくない場合や愛着があって大規模には変えたくない場合はリペア、一新したい場合はリフォームを選択するのがおすすめです。

リペアをするメリット

リペアすることで、新しいものに取り換えるのではなく、今あるものをキレイに直して長く使うことができます。
新しい物への取り換えより安価なケースが多いため、個人・法人に関わらず需要があります。

また、キズ・劣化をキレイにすることで今あるものを捨てずに使い続けられるので、環境負荷の軽減にもつながります。

リペアの対象となるものの範囲

ここでは、具体的にどんなものがリペアできるのかを紹介します。
まず、リペアの対象となる素材をまとめました。

【リペアの対象となる素材】

  • 金属
  • 木材
  • 本革
  • 合皮
  • プラスチック
  • ビニール     など…

上記からわかるように、かなり幅広い素材をリペアすることができます。
ただし、素材によってリペアに使う材料や技術が異なるので、プロでも対応できる範囲は限られています。

素材だけだと何が直せるかイメージしにくいので、リペアする物の具体例も紹介します。
※自動車や住宅、スマホ、ネイルなどかなり幅広いものを対象にリペアサービスが展開されているため、ここでは一部分だけ取り上げさせていただきます。

リペアできるもの①自動車の外装・内装

自動車外装の事例
ホイールの事例
ステアリングの事例

自動車の外装、ホイール、内装のシートやステアリング、ダッシュボードなども対象です。
パーツを交換するのではなくリペアすることで、キレイにするためにかかる期間と費用を抑えることができます。

自動車リペアの需要

自動車リペアは主に中古車販売店からの需要があります。
中古車はキズの有無によって車両価格が変動するため、中古車販売店は仕入れた車のキズを直してから販売して利益を上げたいからです。
キズを直すことによって、車両価格が100万円近く上がるケースもあります。
そのため、中古車の数だけ需要があるといえます。

また、ディーラーや新車販売店でも、販売先のお客様から購入した車両に傷が付いたので直してほしいという相談があった際に、リペア業者を利用することがあります。

他に、タクシー会社やバス会社、レンタカー会社からも、車をキレイに保つことで提供サービスの質を上げたいという需要があります。

リペアできるもの②住宅

フローリングの事例
サッシの事例

リペアできるものとして住宅のフローリングや柱、サッシなどがあります。
住人が生活する中でついてしまった傷や擦れなどはもちろん、新築住宅を建てる際についてしまった傷もリペアできれいに直すことが可能です。

住宅リペアの需要

住宅リペアに関しては、新築住宅と中古住宅で需要のある場面が異なります。

新築住宅の場合、ハウスメーカーや工務店などの建築会社から需要があります。
建築中の資材・設備の搬入出によって付いた傷を、工事完了後の最終チェックで見つけ、お客様に引き渡すために安価かつ短納期でキレイに直すためにリペアを利用します。
さらに、引き渡し前のお客様チェックで見つかったキズも修復する必要があります。

沢山の業者が出入りするので、建築中に傷が付いてしまうのは当たり前です。
そのため、建築会社によってはリペアすることを前提に日程・予算が組まれており、新築が建つ数だけ需要が見込めます。

中古住宅の場合、不動産管理会社からの需要があります。
退去後の原状回復にかかる費用と期間を削減するために、キズや劣化が激しく取り替え・張り替えが必要な部分は原状回復業者、部分的な修復で問題ない場合はリペア業者と使い分けをされています。

また、引越し業者や家具店からも、搬入時に傷つけてしまった部分を補修してほしいという需要があります。

リペアできるもの③家具

椅子の事例

家具のキズや欠けもリペアできれいにできます。

例えば、新しい家具を運んでいる最中に傷がついてしまうことがあります。
そんな時にリペア業者を利用すれば、傷が目立たないようキレイな状態に戻すことが可能です。

また、古くなった家具は、気に入っていても全く同じものは販売されていなかったり、愛着があって捨てられないことがありますよね。
そんな時もキズや劣化を補修すれば、キレイなままで長く使い続けることができます。

家具リペアの需要

家具リペアは、主に家具店から搬入出時に傷ついてしまった商品を補修してほしいという需要があります。
また、家具を販売したお客様からメンテナンスのご相談があった際に、リペア業者を紹介して代わりに対応してもらうこともあります。

また、ホテルや旅館、美容室、歯科などでも、置いている家具を綺麗にすることでお客様の満足度を上げたいという需要があります。

リペアできるもの④革製の服・小物

革靴の事例

革製の服や財布、カバン、靴などもリペアできます。

リペアにも費用はかかりますが、ブランド物の高価な革製品であれば、新品を購入するよりも古いものをきれいにリペアして使う方がリーズナブルです。

革製品リペアの需要

革製品リペアは、主にリサイクルショップや個人のお客様からの需要がある技術です。
リサイクルショップであれば、使い古されたブランドものを綺麗にすることで、販売価格を上げることができます。
個人のお客様からは、思い入れのある品を綺麗にしてより長く使いたいという需要もあります。

リペアとは、ものを修繕・修復してきれいにする技術

リペアとは、車や住宅、家具、革製品などを部分的に補修してキレイに直す技術です。
買換えや取り換えよりも価格や納期を抑えられるケースが多い点が評価され、自動車業界や建築・不動産業界で大きな需要があります。

しかし、大きな需要がある一方で、技術の提供には専門技術の習得が必要なため、参入の壁が高く技術者がなかなか増えません。

そこで、トータルリペアFCでは、フランチャイズ加盟された皆様に、技術者になるためのノウハウとサポートをご提供しています。
実際に、技術の経験が0からはじめられた方々が、短期間の講習で技術を身に付けて、全国で技術者として活躍されています。

「需要が多い仕事をして収入アップを目指したい」
「手を動かす作業が好きだから、リペア仕事にできたら楽しそう」
少しでもそう思われたのであれば、技術者として独立することを考えてみませんか?
まずはトータルリペアFCの加盟募集資料をご覧ください。

この記事を書いた人

編集部 河田
編集部の河田です。書籍編集とウェブメディアの編集・執筆の経験を経て、現在は「独立成功のレシピ」のコンテンツ編集・執筆を担当させていただいています。現会社員かつ独立未経験者の目線で、自分が独立するなら知っておきたいと思う情報を発信していきます。よろしくお願いします。