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フランチャイズ(FC)のロイヤリティとは?種類と相場

  1. 公開日:2022年05月11日
  2. 最終更新日:2024年11月06日

フランチャイズ基礎知識

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フランチャイズ加盟を検討している方は“ロイヤリティ”という言葉を目にする機会も多いのではないでしょうか。
加盟するフランチャイズを比較するとき加盟金を重視しがちですが、開業後のことを考えると毎月本部に支払うロイヤリティも重要なポイントといえます。

今回は、ロイヤリティの意味から種類、相場を方式別と業種別に分けて紹介します。
開業後に資金繰りが厳しくて後悔することがないよう、最後までご覧ください。

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フランチャイズ(FC)のロイヤリティとは

フランチャイズにおけるロイヤリティとは、本部の商標・ブランドやノウハウ、サポートなどを提供してもらう対価として、加盟オーナーが本部に毎月支払う料金です。

知名度のある商標・ブランドを利用することで、集客しやすくなります。
さらに、本部が蓄積してきたノウハウを提供してもらうことで、スムーズに経営を軌道に乗せやすくなります。

また、開業後のサポートや研修などが料金内に含まれていることもあります。
ただし本部によっては別料金になっていることもあるので、契約内容をよく確認しましょう。

フランチャイズ(FC)のロイヤリティの種類

フランチャイズにおけるロイヤリティは、金額を決定する方式によって3種類に分けられます。

【ロイヤリティの種類】

  • 定額方式
  • 売上歩合方式
  • 利益分配方式

ここからは、それぞれの種類の特徴を説明します。

種類①定額方式

定額方式とは、毎月支払うロイヤリティの金額が固定されている方式です。

たとえば、10万円と決まっている場合、売上が100万円でも500万円でも本部に支払う金額は同じ10万円です。

ロイヤリティが上がることがないので、売上を増やすほど手元に残る利益も多くなりやすいメリットがあります。
ただし、金額が下がることもないので、金額が高いと経営が軌道に乗る前の売上が少ない時期は支払いが難しくなってしまうかもしれません。

種類②売上歩合方式

売上歩合方式とは、毎月の売上から決まっている割合の金額を支払う方式です。
3つの種類の中でも最も多くのフランチャイズで採用されています。

たとえば、ロイヤリティが売上の10%と決まっている場合、売上が100万円であれば10万円、売上が500万円であれば50万円を本部に支払います。

売上が下がれば支払うロイヤリティも少ないですが、売上が増えれば支払う金額も高くなります。
そのため、決まっている割合が大きいと、頑張って売上を増やしたのになかなか手元に残る利益は増えないという状況になってしまいます。

種類③利益分配方式

利益分配方式とは、毎月の粗利益から決まっている割合の金額を支払う方式です。
粗利益とは、売上から原価を引いた金額のことを指します。
この方式は、コンビニエンスストアでよく採用されています。

たとえば、ロイヤリティが粗利の10%と決まっている場合、売上100万円で原価30万円であれば粗利70万円なので、粗利の10%の7万円を本部に支払います。
売上500万円で原価150万円あれば粗利350万円なので、粗利の10%の35万円を本部に支払います。

粗利益とは、売上から原価を引いた金額のことを指します。
そのため、決まっている割合が同じであれば、売上歩合方式よりも利益分配方式の方が支払う金額が少なくなります。

 

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フランチャイズ(FC)のロイヤリティの相場

ここでは、ロイヤリティの相場を方式別と業種別に分けて紹介します。

ロイヤリティの種類別の相場

金額を算出する方式別のロイヤリティの相場は以下の通りです。

【方式別ロイヤリティの相場】

  • 定額方式の相場:10万円以下
  • 売上歩合方式の相場:10%以下
  • 利益分配方式の相場:30~70%

上記の相場を元に、売上100万円の場合の例をご紹介します。

【売上100万円、原価30万円の場合】

  • 定額方式の相場:10万円以下
  • 売上歩合方式の相場:10万円以下
  • 利益分配方式の相場:21万~49万円

 

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ロイヤリティの業種別の相場

各業界ごとのロイヤリティの相場は以下の通りです。

【業種別ロイヤリティの相場】

  • コンビニエンスストア:売上の30~60%
  • 飲食店:売上の3~10%
  • 学習塾:売上の10~30%
  • ハウスクリーニング・リペア:売上の5~10%
  • エステ・マッサージ:売上の3~10%

上記の相場を元に、売上100万円の場合の例をご紹介します。

【売上100万円の場合】

  • コンビニエンスストア: 30万~60万円
  • 飲食店: 3万~10万円
  • 学習塾: 10万~30万円
  • ハウスクリーニング・リペア:5万~10万円
  • エステ・マッサージ:3万~10万円

フランチャイズのロイヤリティは各本部がそれぞれ設定しているので大きな幅があります。

 

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トータルリペアFCのロイヤリティはいくら?

修理・修繕サービスを提供するフランチャイズ「トータルリペア」のロイヤリティは、定額方式で月額7万円です。

定額方式の相場は10万円以下なので、安めの値段設定といえます。
また、定額方式なので売上を増やしてもロイヤリティが増えることもありません。

ロイヤリティ7万円で得られるものとは?

トータルリペアFCに月額7万円のロイヤリティを支払うことで、何を提供してもらえるのでしょうか。
加盟店が本部へロイヤリティの対価として受け取れるものをご紹介します。

【提供してもらえるもの】

  • 商標/ブランド:全国1000店舗以上ある大型フランチャイズチェーンの信頼あるブランド名・ロゴを使用する権利
  • 技術サポート:技術講習の再受講が無料(内容・日程により有料の場合もございます)、専用サイトからいつでも見られる技術動画、技術相談窓口
  • 営業サポート:本部提携企業からの案件紹介、専任スタッフによる個別コンサルタント、開業地域のアポ取得済みリストのご用意、営業同行、宣伝動画作成

※技術・経営ノウハウは開業前の講習でお伝えするため、ロイヤリティではなく講習費に含まれます。

ロイヤリティ月額7万円は相場と比べると安めの値段設定ですが、かといってその対価として得られるものが少ないわけではありません。

実際にサポートを受けられた加盟店様の事例を紹介します。

別廣オーナーの事例

地域:広島県/前職:iPhone修理や看板屋など/開業:2022年

開業4カ月で月商80万円、10カ月で月商100万円を達成!
ノウハウ0からはじめましたが、本部に教えてもらった通り忠実にやったら、これだけの成果を出すことができました
→別廣オーナーの体験談を読む

武雄オーナーの事例

地域:長﨑県/前職:食品会社/開業:2023年

アドバイザーさんの個別指導や営業同行のおかげで、開業11カ月目で月商90万円を達成することができました。目標額は月100万円ですが、目標にとどまらずどんどん売り上げを大きくしたいと思います。
→武雄オーナーの体験談を読む

フランチャイズ(FC)のロイヤリティとは本部に毎月支払う対価

フランチャイズにおけるロイヤリティとは何か、ご理解いただけたでしょうか。
ロイヤリティとはフランチャイズ本部に加盟店が毎月支払う料金の事です。
その対価として、加盟店は本部から商標・ブランドやノウハウ、サポートなどを得ることができます。

フランチャイズを比較する際には、開業してから資金繰りに困ることがないように、ロイヤリティの方式や金額、割合、対価として本部から提供してもらえるものなどをしっかりと確認するようにしましょう。

トータルリペアFCではオンライン説明会の参加者限定で、ロイヤリティや生活費なども含めた資金シミュレーションをお出ししています。

「まだどんなビジネスをやりたいのか決まっていない」
「他のフランチャイズも検討中」
という方も歓迎しておりますので、気になる方はぜひお気軽にオンライン説明会にお申し込みください。

この記事を書いた人

編集部 河田
編集部の河田です。書籍編集とウェブメディアの編集・執筆の経験を経て、現在は「独立成功のレシピ」のコンテンツ編集・執筆を担当させていただいています。現会社員かつ独立未経験者の目線で、自分が独立するなら知っておきたいと思う情報を発信していきます。よろしくお願いします。