トータルリペアは、名前の通り色々なモノを修理できるサービスを提供しています。
とはいえ、幅広いモノを修理するとなると、時間をかけて多くの技術を身に付ける必要があり、リペアビジネスをはじめるハードルが高くなってしまいます。
そこで、トータルリペアでは、リペアするモノごとに、大きく分けて4つのリペア技術コースをご用意しています。
今回の記事では、4つのリペア技術と、それぞれにどんなニーズがあるのかについて解説します。
もくじ
ホイールリペアとはどんな技術?
ホイールリペアとは、車のホイールをリペアする技術です。
具体的にはホイールに付いた傷や欠けの修理、またホイールのカラーチェンジを行います。
対象となるホイールはシルバーホイール、ハイパーシルバーホイール、ポリッシュ、アルマイトホイールなどです。
ホイールリペアのニーズ
ホイールリペアをご利用される主な取引先は、新車ディーラー、中古車販売店、タイヤ・ホイール販売店などがメインです。
法人のお客様を中心に事業を展開する加盟店が多いですが、個人のお客様からのご依頼もあります。
なぜホイールリペアのニーズがあるのかをご説明します。
高価な純正ホイールに傷が付いた場合、新品への交換はかなり高額なため、車の所有者はご自身が購入した販売店へ相談します。
販売店はホイールの買い替えが高額になることを知っているので、より安価な方法としてリペア業者への修理依頼を提案する傾向が強まっています。
高級輸入車の場合、純正ホイールは安価なものでも1本あたり10万円前後、一般的には1本15万円から20万円程度の価格が設定されています。
国産高級車でも、1本あたり10万円から20万円のホイールが市場に多く存在しています。
ホイールに傷や欠けが生じた場合、通常、1本のみの新品への交換はお勧めしていません。
理由としては、既存のホイールと新品のホイールでどうしても差が出てしまうからです。
見た目を整えるために、車の片側の前後2本または4本すべてを交換する必要があり、これが高額につながることが課題です。
安価な社外品に買い替えるという方法もありますが、近年、新車や中古車市場において、純正ホイールへの注目が高まっています。
そのため、所有者は純正ホイールのロゴを失いたくないため、社外品への交換は滅多に行われません。
また、中古車販売店は車を仕入れてくる際、リペアが出来るレベルの車を安く仕入れ、販売前にリペア業者に修理を依頼します。
傷がリペアされた状態で販売すると評価単価が高くなるため利幅アップが見込めます。
このような背景から、ホイールリペアの需要は年々増加しております。
インテリアリペアとはどんな技術?
インテリアリペアは、本革、合皮、プラスチック、布、ビニールなど、さまざまな素材の修理が可能な技術です。
部屋の内装を修理する技術と考えられることがありますが、リペア対象は広く、車の内装から家具の本革ソファーまで、多岐にわたるモノをリペアできます。
他にもレザー製品の財布や靴など、日常のアイテムもリペア可能です。
インテリアリペアのニーズ
自動車内装のインテリアリペアをご利用される主な取引先は、ディーラー、中古車販売店、レンタカー会社、タクシー会社、一流ホテルや旅館など様々な業界の法人様がメインです。
中古車販売店やディーラーは車を販売する際、内装に傷があると評価単価を下げるほかありません。
しかし、仮に傷が付いていたとしても販売前にレザーシートやダッシュボードなどがリペア出来れば評価単価を上げることが出来ます。
リペア業者は修理の依頼をいただけますし、販売店は傷が付いている車に比べて高く販売することが出来るのでWIN=WINの関係といえます。
また、一流の宿泊施設や高級飲食店では、本革や合皮のソファーや椅子などのリペアをご利用いただいています。
沢山のお客様が出入りしたり、長年設置していることによる経年劣化で色褪せや傷が目立つことがあります。
新しいものを購入するとなると費用がかかってしまいますが、ある物を安価にリペアすることで見た目の品質を高め、顧客の印象を向上させることが出来ます。
その他にも、エステティックサロンや歯科クリニックでは、本革のシートや施術台のリペアをご利用いただくことがあります。
様々な患者様が出入りすることで、人が触れる箇所が擦れたり色褪せたりすることがあります。
使用されている家具に傷が付いていると手入れが行き届いていない印象を与えてしまいます。
そういった本革シートもリペアすることで、クリーンで美しい状態を保ち患者様からの信頼性向上に繋げることができます。
軽板金とはどんな技術?
軽板金とは、環境に優しい水性補修塗料を活用し、主にバンパー、ドア、フェンダーなどの外板パネルに発生した「ぶつけたりこすったり」による傷、凹み、またはゆがみをリペアする技術を指します。
一般的な板金屋とトータルリペアの軽板金との違いは以下になります。
軽板金のニーズ
軽板金を利用される主な取引先は、車両販売店、整備工場、タイヤ販売等量販店様からの取次依頼事業者です。
近年、車の安全装置の発達により大きな事故は減少傾向とはいえ、飛び石でついてしまった車体の凹みやポールでこすってしまった擦れ傷など、小傷はどの車でも発生します。
中古車を販売する際、傷がある車より、小傷が直してある車の方がもちろん評価単価が上がるため、まだまだ板金の需要はたくさんあります。
しかし板金塗装の提携先が複数あっても圧倒的に業者が不足している状態です。
トータルリペアは地域密着型かつ部分的なリペアを行うため、高品質かつピーディーな対応が可能という点が車業界で評価されて、ご依頼をいただいています。
住宅リペアとはどんな技術?
住宅リペアとは、2つのリペア技術をまとめた呼び名です。
ウッドリペアは、住宅のフローリング、柱、木製家具などの木部に生じたキズや色あせをリペアする技術。
サッシリペアは、アルミや樹脂製のサッシや門扉など、建物の外部部分に発生する損傷やキズの修復に特化した技術です。
住宅リペアのニーズ
住宅リペアを利用される主な取引先は、ハウスメーカーと工務店などの建築会社です。
ハウスメーカーや工務店などの建築会社は建物の引き渡し前に「引き渡し前検査」を必ず行います。
建物を建てる際、沢山の業者が出入りするため、木部やサッシなどにキズが付いてしまうケースがほとんどです。
柱、フローリング、家具などにキズや凹みが発生した場合はそれぞれの大工業者や家具製造店、または大手の補修業者に、サッシのキズの修理に関してはサッシ取付業者やサッシメーカーまたは補修業者に依頼されることが一般的です。
しかし、これらの業者は補修・リペアの専門家ではないため、技術や時間にバラツキが生じることがあります。
木部とサッシどちらにも傷がある場合、複数の業者に修理を依頼しなければならない手間も発生します。
このような状況から、トータルリペアの住宅リペアが注目されています。
トータルリペアは、木部や木製品、アルミ製品のリペアを専門に行うプロフェッショナルです。
本部指定の技術テストを合格した方のみがリペア業者として活動できるため大幅な技術のバラツキはありません。
しかも、木部とサッシどちらもまとめて修理できますので、複数業者を手配する手間を削減できます。
トータルリペアは高水準の技術とスピーディーな対応を提供することで建築会社から評価されており、長期的に取引いただくお客様も大勢いらっしゃいます。
リペア技術は種類によって施工対象と取引先が異なる!
いかがだったでしょうか?
トータルリペアにはホイールリペア、インテリアリペア、軽板金、住宅リペアと4つの技術コースがあり、技術によってそれぞれ別のニーズがあります。
各リペア技術がどのような特徴を持っているのか、どんなお客様からお仕事がいただけるのかを紹介させていただきました。
少しでもイメージしていただけたら幸いです。
自分の好みや経験によってはもちろん、希望地域のニーズから身に付ける技術を選択していただけます。
また、1つの技術のみならず、複数の技術を組み合わせて習得することも可能です。
技術についてもっと詳しく知りたい場合や、その他の情報が気になった方はぜひトータルリペアFCの無料説明会に参加してみてください。