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脱サラ起業とは?成功率を上げるポイントとおすすめの仕事

  1. 公開日:2022年02月16日
  2. 最終更新日:2024年06月28日

独立開業の基礎知識

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脱サラ起業に大きな可能性を感じている方もいらっしゃるでしょうが、ハイリスクハイリターンで、成功率はあまり高くありません。
では、リスクを下げて大きなリターンを得るためにはどうすればいいのでしょうか。

この記事では、脱サラ起業のメリット・デメリットから成功率、成功率を上げる方法、おすすめの仕事、成功者の共通点まで詳しくご紹介します。
リスクをなるべく減らしてから挑戦したい方はぜひ最後までご覧ください。

脱サラ起業とは

脱サラ起業とは、サラリーマン(会社員)を辞めて、自分自身で事業を始めることを意味します。
具体的な方法としては、個人事業主か会社を設立するかの2つの方法があります。

つまりサラリー(給料)を受け取る雇われの身から脱却し、経営者となるということです。
会社員としての生活に不満のある方が、人生を大きく変える方法として注目されています。

脱サラ起業の5つのメリット

ここでは、なぜ脱サラ起業したい人が多いのか、その魅力をご紹介します。

メリット①働く時間を自由に決められる

脱サラ起業をすると、働く時間を自分で自由に決められるようになります。
そのため、家族や自分のための時間をとりやすくなります。

たとえば、平日に休んで空いている観光地を楽しんだり、夕方に仕事を切り上げて子供の迎えや根貸し付けを終えてから仕事を再開することも可能です。
また、仕事内容や経営状況によっては、朝が苦手な場合は昼から仕事を始めて夜遅い時間に終えたり、週3日や4日の休みを取ることができる場合もあります。

一方、サラリーマンを続けている限り、休日も労働時間も会社に決められていることが多く、自由度は低いといえます。

メリット②仕事内容の自由度が上がる

脱サラ起業をすると、労働時間だけではなく、仕事内容も自分で決められるようになります。
好きなことや得意なことを仕事にしたり、苦手なことは外注することも可能です。
もちろんサラリーマン時代の仕事が好きなら、同じ業界で脱サラする選択肢もあります。

一方、サラリーマンをしている人の中で、生活のため、趣味のため、家族のために稼ぐ手段として、仕事を選んでいる人が多いのではないでしょうか。

メリット③社内の人間関係を気にする必要がなくなる

脱サラ起業をすると、会社内の人間関係に悩まされることがなくなります。

もちろんお客様や取引先、1人でできない事業であれば従業員と関わる機会はありますが、ある程度付き合う相手は自分で選ぶことができます。

一方で会社に所属していると、人事異動に悩まされたり、苦手な従業員や取引先と強制的に関わり我慢し続けないといけない場合もあります。

メリット④収入を大幅アップできる可能性がある

脱サラ起業をすると、サラリーマン時代よりも大幅に収入を上げられる可能性があります。
たとえば、年収500万円から1,000万円以上にアップなど、倍になる場合も。
売上を上げれば上げるほど、自分の収入も際限なく上げていくことが可能です。

一方、サラリーマンの場合は売上を上げたとしてもそのまま自分の収入には直結しません。
昇給やボーナスに反映される場合はありますが、それでも収入アップには上限があります。

また、脱サラ起業していれば定年によって収入が大幅ダウンになることもありません。
サラリーマンは再雇用制度がある場合もありますが、一般的には再雇用された従業員の給料は大幅に下がってしまいます。

国税庁の「2021年分民間給与実態統計調査」の年齢階層別平均給与を見てみると、55~59歳は529万円に対し60~64歳は423万円と、約80%ほどの給与に下がっています。65歳以降は更に減り、65~69歳は338万円と59歳までの64%ほどの給与となっています。

メリット⑤節税対策ができる

脱サラ起業すると、会社員の頃にはできなかったような節税対策もできるようになります。
確定申告をしてサラリーマンが控除してもらえる必要経費よりも、法人や帆人事業主として経費計上してもらえる対象の方が広いからです。

たとえば、脱サラ起業して自宅で仕事をしている場合、家賃の一部を経費として計上できることがあります。
また、家族を役員または従業員として、役員報酬や給与を支払うという形をとれば、所得を分散して所得税率を下げられます。

脱サラ起業の4つのデメリット

次に、脱サラ起業をしてから後悔しないように、デメリットも紹介します。

デメリット①失敗した時のリスクが大きい

脱サラ起業の最大のデメリットは、失敗した時のリスクが大きいという点です。

例えば、大きな借金が残ったり、借金が返済できなければ自己破産をしなければいけなくなってしまったり、再就職で不利になってしまうリスクがあります。
さらに、そのことが理由で心身に不調が出たり、家族関係が悪くなってしまうケースもあります。

デメリット②安定的な収入がなくなる

脱サラ起業すると、サラリーマンのような毎月決まった金額の収入を得ることはできなくなります。
収入が多い月があってもそれが安定して続くとは限りません。
また、収入を得るどころか赤字になってしまう月もあるかもしれません。

デメリット③責任が大きくなる

脱サラ起業をして経営者になると、サラリーマンの時よりも大きな責任を持たなければいけません。
事業に失敗したときの責任はすべて自分で負う必要があります。
責任の大きさからプレッシャーを感じて、精神や体の調子が悪くなってしまうこともあります。

一方、サラリーマンなら多少の失敗をしても、会社や上司が代わりに責任を負ってくれます。

デメリット④起業後すぐは社会的信用が低い

脱サラ起業すると、一時的にサラリーマン時代よりも社会的信用が落ちてしまいます。
そのため、ローンやクレジットカードなどの審査に通りにくくなるというデメリットがあります。

なぜなら、金融機関やクレジットカード会社からすれば、収入が不安定な起業家は本当にお金を返してくれるのか分からないからです。
一方、サラリーマンは収入が安定しているので返済のめども立ちやすく、審査に通りやすい傾向があります。

ただし、新創業融資制度を利用したり、法人用カードを作ることはできます。

デメリット⑤なかなか休みが取れないケースもある

脱サラ起業をすると好きな時間に働けますが、逆に労働時間の制限や決まった休日がなくなるということでもあります。
特に起業したての頃、経営を軌道に乗せるまでは、なかなか休みが取れない傾向があります。

また、サラリーマンとは違い有給休暇がありません。
そのため体調不良や家庭の事情で働けない期間があると、その分収入が減ってしまいます。

脱サラ起業の成功率

脱サラ起業で得られるメリットは多いですが、デメリットでも上げたようにリスクも大きく、成功できる人はごくわずかです。
具体的な数字でいうと、10年間事業を続けることを成功とするのであれば、成功率は約10%しかありません。

起業1年後に事業を続けられている個人事業主は約60%、5年後は約25%、10年後は約10%にまで減ってしまいます。
個人ではなく会社を設立した場合であっても、起業1年後に事業を続けられている個人事業主は約80%、5年後は約50%、10年後は約35%にまで減ってしまいます。

たとえば、個人事業主として50歳で事業を始めて60歳まで続けるためには、10%ほどしかいない成功者になる必要があります。

参考:https://saino.biz/business-survival-rate/

脱サラ起業の成功率を上げるには?

実際に数字で見てみると、脱サラ起業で成功するのは極めて困難に思えるかもしれません。
しかし、成功率を上げる方法があります。

成功率を上げる方法は、既に成功しているビジネスモデルで脱サラ起業することです。

「真似をすると色々問題があるのでは?」
「簡単にマネすることはできないのでは?」
と思われるかもしれませんが、フランチャイズに加盟すれば問題ありません。

フランチャイズ本部に加盟金やロイヤリティを支払う代わりに、成功した実績のあるビジネスモデルで脱サラ起業できます。
さらに、経営ノウハウや商標、商品の仕入れ先や商品管理、販促活動のサポートなども提供してもらえます。

フランチャイズ「トータルリペア」で脱サラ起業した方の継続率

住宅や自動車のキズを直すフランチャイズ「トータルリペア」の加盟店実績では、事業をはじめてから3年間の継続率は94%(2021年1月~23年12日に営業開始された加盟店実績)です。
脱サラ起業された方のうち事業を続けられている方は1年後でも40%しかいないので、比較するとトータルリペアに加盟したほうが事業を続けやすい、つまり成功しやすいということが分かります。

トータルリペアでは加盟された方々に対し、リペアビジネスのノウハウや商標はもちろん、徹底した立ち上げサポートも提供しています。
ビジネスモデルや立ち上げサポートの内容、売上推移実績など詳細が気になる方は、まずは資料請求してみてください。

脱サラ起業におすすめの仕事5選

脱サラ起業の成功率を上げるためには、成功しやすい仕事を選ぶことが大切です。
ここでは、需要が高く安定していて、店舗が不要で初期投資・運用費用を抑えられるおすすめの仕事をご紹介します。

おすすめの仕事①エンジニア・プログラマー

脱サラ起業するなら、会社員をやりながらプログラミングスキルを身に付けておいて、エンジニアやプログラマーとして独立するのがおすすめです。
エンジニアは仕組みを設計し、プログラマーがその設計に沿ってコーディングや修正をします。

プログラミングスキルを身に付けるのは大変ですが、需要が高く人手が足りていないため、安定した収益が見込めます。
他のビジネスで独立する場合に比べ、上手くいかなかったとき会社員に戻りやすいというメリットもあります。

おすすめの仕事②クリエイティブ系

デザイナーや動画編集者、イラストレーター、ライターなどのクリエイティブ系の仕事も脱サラ起業におすすめです。
会社員時代から副業として始め、案件が増え収入が安定してきたタイミングで本業にするというステップを踏むと、リスクを減らして独立できます。

需要が高く収益が見込めるのはもちろん、PCやタブレットなど端末があれば場所を選ばずできる仕事なので、自由度の高さからも人気がある仕事です。

おすすめの仕事③家事代行

仕事で特別なスキルを身に付けられていなくても、家事が得意な人であれば、家事代行で脱サラ起業するのもおすすめです。
共働き家庭と核家族の増加によって、家事代行サービスの需要も増えています。

具体的な仕事内容としては、掃除や洗濯、料理、子守り、ゴミ出しなど生活に関するあらゆる家事が含まれます。
特に得意な家事があれば、他の家事代行と差別化できるので、より高単価な仕事を得られやすくなるでしょう。

おすすめの仕事④リペア技術者

手を動かすことが好きな人や器用な人であれば、住宅や自動車のキズを直すリペア技術者として脱サラ起業するのもおすすめです。
住宅と自動車はどちらも多くの人の生活に欠かせないモノなので、その傷を直すリペアの需要も高く安定しています。

リペア技術を身に付ける必要はありますが、フランチャイズ加盟すればノウハウを提供してもらえます。
未経験からリペア技術者として独立できるフランチャイズ「トータルリペア」について興味のある方は、まずは資料請求してみてください。

おすすめの仕事⑤スクール系

人に教えることが得意だったり好きだったりするなら、脱サラ起業して塾や教室を開くのもおすすめです。
少子高齢化が進んで需要が減っているイメージがあるかもしれませんが、子供を良い学校に入れたいという需要は高く、大人向けスクールの需要もあります。

また、塾や教室というと場所代や人件費がかかるイメージがあるかもしれませんが、家の一室で先生は自分自身だけにすれば、小規模にスタートさせることも可能です。

脱サラ起業で成功しやすい人の特徴13選

脱サラ起業の成功率を上げるためには、自分が成功しやすい人の特徴を持っているのかを見極め、ポイントを押さえて挑戦することも大切です。

フランチャイズ「トータルリペア」の本部は、1000名以上の加盟店オーナー様の独立サポートを実施しています。
その中で見えてきた、成功する方に共通する特徴は以下の通りです。

【脱サラ起業に成功しやすい人の特徴】

  1. 考えることが好き
  2. 素直に人のアドバイスを聞ける
  3. 言い訳をしない
  4. 決断力・行動力がある
  5. あきらめない
  6. 好奇心旺盛
  7. お金に関する感覚・知識が優れている
  8. 家族の理解・同意が得られている
  9. 周囲の人に好かれやすい
  10. 仕事を愛せる
  11. 先見性がある
  12. 差別化できる
  13. 売り込みが上手

必ず全ての項目を満たしている人でなければ成功できないというわけではありませんが、より多くの項目に当てはまる人の方が成功しやすいでしょう。
当てはまらないことが多いという場合は、代わりにその役割を果たせる人を雇ったり、フランチャイズに加盟して本部のサポートを受けたりしてカバーする方法もあります。

成功したいなら確立されたビジネスでの脱サラ起業がおすすめ

いかがでしたでしょうか。
脱サラ起業して10年間事業を続けられる成功率は約10%と低く、数少ない成功者になるためには、フランチャイズに加盟して既に成功実績のあるビジネスを始める方法がおすすめです。

住宅や自動車のキズを直すフランチャイズ「トータルリペア」は、加盟店1000名以上で成功実績が豊富です。
ノウハウが確立されているので、特別な経験・スキルがない人でも、リペア技術者として脱サラ起業できます。
さらに、開業後いち早く成功できるよう、幅広い立ち上げサポートが提供されています。

詳しいビジネスモデルやサポート内容、売上推移実績などが気になる方は、ぜひオンラインセミナーにご参加ください。

この記事を書いた人

編集部 河田
編集部の河田です。書籍編集とウェブメディアの編集・執筆の経験を経て、現在は「独立成功のレシピ」のコンテンツ編集・執筆を担当させていただいています。現会社員かつ独立未経験者の目線で、自分が独立するなら知っておきたいと思う情報を発信していきます。よろしくお願いします。