目次
ステップ①フランチャイズの基礎知識を学ぶ
まずは、フランチャイズとは何か、改めて基礎知識を学んでおきましょう。
基礎知識を身に付けて次のステップに進むことで、資料や話が理解しやすくスムーズに準備を進められます。
最低限、フランチャイズのシステムと種類、費用相場についてはチェックしておくのがおすすめです。
フランチャイズのシステム
フランチャイズのシステムは、「フランチャイザー(本部)」と「フランチャイジー(加盟店)」間の契約によって成り立ちます。
フランチャイザーはフランチャイジーに経営ノウハウや商標、商品の仕入れ先や商品管理、販促活動のサポートなどを提供。
一方、フランチャイジーはフランチャイザーに一定の契約料を支払います。
フランチャイズの種類
フランチャイズはシステムの違いによって以下の3つの種類に分けられます。
【フランチャイズのシステムの種類】
- フォーマット型:本部のマニュアルに沿って運用をする
- ターンキー型:本部が用意した店舗を使用する
- コンバージョン型:同業種の本部に商標やノウハウを提供してもらう
また、業種によって以下のようにも種類が分けられます。
【フランチャイズの業種の種類】
- 小売業:コンビニ、リサイクルショップ
- 飲食業:カフェ、居酒屋、ファーストフード、移動販売
- サービス業:リフォーム、リペア、結婚相談所、教室、サロン
- 介護・福祉業:訪問介護、訪問看護、デイサービス
- 教育・保育業:塾、スポーツ教室
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フランチャイズ加盟の費用相場
フランチャイズに加盟して開業する場合、開業費用はいくらかかるのでしょうか。
経済産業省による調査では、標準的な開業資金は加盟店側で店舗を用意する場合、2,233万円ほどだとされています。
この金額の中には、加盟金や保証金、設備費、商品仕入れ費用などが入っています。
業種別の開業費用については以下の通りです。
加盟店側で店舗を用意する場合 | 本部側で店舗を用意する場合 | |
小売業 | 1,511万円 | 3,488万円 |
外食業 | 1,869万円 | 3,292万円 |
サービス業 | 4,460万円 | 3,087万円 |
全体 | 2,233万円 | 3,280万円 |
もちろん、業種や店舗の有無、加盟するFC本部などによって開業費用は大きく変動します。
100万円以下でフランチャイズに加盟して開業できる場合もあります。
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ステップ②開業資金を準備する
フランチャイズに関する基礎知識を学んだら、次は開業資金を準備しましょう。
資金を準備する方法はいくつかあるので、組み合わせてどれくらい費用を準備できるかを確認します。
【資金調達の方法】
- 働いて貯蓄
- 金融機関からの借入
- 補助金や助成金制度の利用
- クラウドファンディング
ステップ③資料請求して比較検討する
次に、複数のフランチャイズに資料を請求して比較検討し、加盟する候補を絞りましょう。
比較する際には、以下の項目をチェックします。
【フランチャイズ比較検討のチェック項目】
- 市場の将来性
- 初期費用
- ロイヤリティ
- 粗利率
- 契約期間
- サポート体制
- 実績 など…
ただし、この段階で1つの選択肢に絞ってしまうのはおすすめできません。
話を聞いてみて違和感を覚えたり、加盟してから上手くいかず後悔したりするリスクがあります。
イチオシのフランチャイズを見つけたとしても、他にもいくつか候補を残しておきましょう。
ステップ④説明会に参加する
資料を比較していくつか候補を調べたら、それぞれの候補が開催している説明会に参加してみましょう。
説明会では、資料では出せないような具体的な事例や数字を用いた説明を受けることができます。
また、資料を通してでは分からない、本部の方針や雰囲気も感じ取ることができます。
加盟をしたら本部とは長い付き合いになるので、自分と考えが合いそうかしっかり見極めましょう。
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ステップ⑤本部の人と話す
説明会で加盟を検討したいと少しでも感じたフランチャイズがあれば、本部の人と話をして疑問点・不安点を解消しましょう。
説明会はあくまで大勢に向けたものですが、個人的に話をできる時間を設けてもらえばより深い話ができます。
また、本部にもよりますが、資金シミュレーションをしてもらったり、説得のために家族にも参加してもらったりといった要望に応えてもらえることもあります。
ステップ⑥加盟手続きをする
どのフランチャイズに加盟するか決断したら、いよいよ加盟手続きです。
加盟できるか審査を受けたり、契約書の説明を受けて押印したりします。
契約書はしっかりと読み、疑問点があれば質問するようにしましょう。
店舗物件を決めて店舗契約を結ぶ
店舗型ビジネスを選んだ場合、店舗の準備は契約前から始まります。
加盟手続きの前に、店舗物件を決めて契約を結ぶのが一般的です。
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ステップ⑦開業準備を進める
加盟手続きを終えたら、開業準備をはじめます。
開業準備は大きく分けて以下の3つに分けられます。
店舗・商品・人材の準備
店舗型ビジネスの場合、店舗の建設や内装工事をします。
ターンキー型といわれる本部が店舗を準備してくれる契約形態の場合は、加盟者側は特にやることはありません。
また、店舗型ビジネスの場合、商品を仕入れて陳列したり、店員を雇用することも必要です。
本部の研修を受ける
本部によって内容や期間は違いますが、開業前に研修期間が設けられています。
コロナ対策のために、オンラインで研修を実施している本部もあります。
本部が培ってきたノウハウを研修中に身に付けることで、開業後に経営を軌道に乗せやすいのがフランチャイズ加盟のメリットの1つです。
集客の準備をする
開業する前に、集客のための宣伝をする準備もしておきましょう。
チラシやサイト作り、ポスティングの依頼や営業回りをするリスト作りなどを行います。
本部によってはチラシやパンフレットを提供してくれたり、宣伝用HPを作成したりといったサポートを受けられます。
フランチャイズに加盟するならまずは基礎知識を学ぼう
フランチャイズに加盟するには、まず基礎知識を付けるという下準備から開業資金の準備、複数のフランチャイズの比較、契約や開業準備までやることが盛りだくさんです。
ある程度基礎知識を学んだ方は、資金調達やフランチャイズの比較に進んでみましょう。
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