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成功・失敗しやすいフランチャイズビジネスの見分け方

  1. 公開日:2022年02月17日
  2. 最終更新日:2023年09月15日

フランチャイズ基礎知識

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加盟するフランチャイズを検討する際には、本部の対応はもちろん、ビジネス自体がどれほど成功しやすいかも考える必要があります。 

この記事では、成功しやすいフランチャイズビジネスと、失敗しやすいビジネスの見分け方のポイントを解説します。
まずはどのビジネスがよいか絞ってから、その分野の中でどの本部が優れているかを比較してみましょう。 

成功するフランチャイズビジネスの見極めポイント

それではさっそく、成功しやすいフランチャイズビジネスのポイントを解説します。 

ポイント①今後需要が伸びる見込みがある

現在はもちろん、今後も需要が伸びる見込みがあるビジネスかというのは、加盟するフランチャイズを選ぶうえで重要な見極めポイントです。 

たとえば、人口減少や高齢化に向かう社会の中で、高齢者向けのサービスの需要は今後さらに高くなっていくと考えられます。 
また、中国ではスマホやキャッシュレス決済の普及によってフードデリバリーの需要が高まっており、日本でもこれから市場が拡大していく可能性があります。 

ポイント②競合が少ない

競合が多いか少ないかという点も、フランチャイズビジネスが成功しやすいか見極めるポイントとして重要です。 
競合が少ないうちに参入しておけば、競合が増える前にお客様との関係性を築いてリードできます。 

需要が伸びそうなのに競合が少ないビジネスというと、なかなかイメージが付きにくいかもしれません。 
比較的新しかったり、需要はあるけれどまだ世の中にあまり知られていないビジネスが当てはまります。 
今まで自分も知らなかったが、実績やデータで需要があるとわかっているというビジネスを見つけたらチャンスです。 

ポイント③補助金が出る

国から補助金が出るフランチャイズビジネスも成功しやすいといえます。 
なぜなら、資金調達がしやすくリスクを減らせるからです。 

補助金にはさまざまな種類があり、融資を受ける場合と違って返済の必要がありません。 
ただし、受給するためにはそれぞれの条件に当てはまり、審査に受かる必要があります。 

たとえば、グループホームや医療関係のビジネスであれば補助金を受けられる可能性があります。 

ポイント④この仕事がやりたいと思える

自分がやりたいと思える仕事かどうかというのも、フランチャイズビジネスを見極めるポイントです。 

フランチャイズは本部がビジネスモデルを考え抜き、加盟店が成功できるようサポートもしてくれますが、すぐに利益が出るようになるとは限りません。 
そのため、儲けたいという理由だけでやりたくない仕事を選んでいると、利益が出るまで耐えるのが難しくなります。 

一方、心からやりたいと思える仕事であれば、成果が出るまでの苦しい期間でも踏ん張れるでしょう。 

失敗するフランチャイズビジネスの見極めポイント

次に、失敗しやすいフランチャイズビジネスのポイントを解説します。

ポイント①競合が多い

どれだけ需要があっても、競合が多すぎるのであれば失敗しやすいフランチャイズビジネスといえます。 

新しく参入しても他と差別化できなければ顧客獲得は困難です。 
また、近くに競合店ができて顧客を奪われてしまう可能性もあります。 

たとえば、大手コンビニエンスストアチェーンが挙げられます。 
需要も認知度も高く、研修システムが整備され、サポート体制が充実しているというメリットがあります。 

しかし、コンビニは都市部を中心に乱立状態にあり、競合店と顧客を取り合っています。 
さらに、一度店舗を構えてしまうと、競合店が近くにできて顧客を奪われても、簡単には移動できません。 

ポイント②市場自体が衰退している

一時期ブームになっていた商品・サービスを扱っているフランチャイズであれば、儲かっていた実績が豊富にあります。  
しかし、現時点で衰退してきているビジネスを選んで成功するのは困難です。 

ブームが過ぎ去ってしまえば、需要に対して店舗が多くなってしまうからです。 
その状況で本部のサポートを受けて開業・運用しても、事業の成長は期待できません。

将来性があってやりたいと思えるフランチャイズビジネスを選ぼう!

成功するフランチャイズビジネスは、需要があり競合が少なく将来性が高いかという点をチェックして見極めましょう。 
さらに、補助金が出るものであればリスクを減らせます。 
また、市場の動向やリスクの少なさはもちろん、自分がやりたい仕事かという点も重要です。 

需要はあり競合が少ないフランチャイズビジネスとしては、修理・修繕サービスを提供するフランチャイズ「トータルリペア」がおすすめ。 
リフォーム・リペアの市場規模は約17.5兆円(2019年時点) と、コンビニの市場規模より約6.2 兆円大きいですが、リフォーム・リペアの雇用規模は28.6万人とまだまだ少ない状況です。 

参考:https://www.jil.go.jp/kokunai/ statistics/chart/html/g0004.html 
https://www.env.go.jp/policy/keizai_portal/B_industry/b_houkoku3.pdf 

一度フランチャイズ「トータルリペア」の詳細を見て、自分がやりたいと思える仕事か検討してみてはいかがでしょうか? 

トータルリペアで独立する4つの魅力をチェックする

この記事を書いた人

編集部 河田
編集部の河田です。書籍編集とウェブメディアの編集・執筆の経験を経て、現在は「独立成功のレシピ」のコンテンツ編集・執筆を担当させていただいています。現会社員かつ独立未経験者の目線で、自分が独立するなら知っておきたいと思う情報を発信していきます。よろしくお願いします。