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起業をしたいけれどアイデアがない場合の見つけ方4選

  1. 公開日:2022年07月12日
  2. 最終更新日:2023年09月15日

独立開業の基礎知識

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事業内容のアイデアがなかなか浮かばず、起業すること自体を諦めかけてしまっていませんか?
そのような場合でも、いくつかのポイントを押さえることで、起業をするためのアイデアが見つかるかもしれません。

本記事では、起業のアイデアを見つけるための4つのポイントと、おすすめの3つの起業方法を紹介します。
独立起業をしたいものの事業内容が決まらずにお困りの方は、ぜひ最後までご覧ください。

起業のアイデアを見つけるための4つのポイント

起業のアイデアが浮かばない場合は、以下で紹介する4つのポイントを意識してみましょう。

ポイント①自分の好きなことを明確にする

起業のアイデアを出す際はまず、自分の好きなことをヒントにしてみましょう。
万が一、いざ事業をスタートしてもなかなか利益が出ないという場合であっても、好きなことだからこそ続けられるということもあります。

そのため、まずは自分の好きなことを明確にすることが大切です。
興味のあることを仕事にすれば、仕事自体が楽しくなり、経営を続けるモチベーションにもつながります。

ポイント②既にあるアイデアを参考にする

自分の好きなことでお金になりそうなアイデアが出てこない場合は、世の中に既に存在している事業やビジネススタイルを参考にすることもおすすめです。
もともと存在するアイデアを参考にして、そのアイデアに自分の個性を反映させていくことで、自分ならではのビジネスが見つかるでしょう。

ただし、ほかの企業のサービスを参考にする場合は、同じエリアで事業を行わないことが重要です。
同じエリアで同じようなサービスを行うと、トラブルになることがあるので注意しましょう。

ポイント③既存の事業やサービスを組み合わせる

「アイデアを見つける=自分で全く新しいものをひらめく」ということだと思ってしまいがちですが、実は既存のものを組み合わせることでアイデアが見つかることもあります。

たとえば、スティーブ・ジョブスが発明したiPhoneは、もともと存在していた「スマートフォン」に、新たな機能やデザインを追加したものです。
このように、既にあるものを活用して新たな組み合わせを考えることが、アイデアを見つけるということにつながります。

自分が利用しているサービスに、何か新しい要素を組み合わせることはできないかという視点で考えることで、よいアイデアが見つかるかもしれません。

ポイント④世間のニーズから事業内容のヒントを得る

事業のアイデアを見つけるためには、世間のニーズを把握することも大切です。
世間が困っていることや必要としているものをリサーチして、そのなかから自分が興味のあることを探し、事業のアイデアを生み出して起業することが理想です。

提供するサービスと世間の需要が一致すれば、事業として利益を得ることは難しくないでしょう。

世間のニーズをとらえるためには、まずはニュースを毎日チェックして、世間全体で広く需要のあるトピックを把握しましょう。
さらに、SNS上でアンケートを取ったり、周りの人に直接聞き取ったりすることで、より身近な範囲でのニーズを知ることができます。

3つの起業方法

一口に起業といっても、さまざまな方法があります。
どの方法を選ぶのかによっても、自分が出す必要のあるアイデアの方向性は少しずつ異なってくるでしょう。
ここからは、3つの起業方法を紹介します。

方法①個人事業主

起業をしたいと考えたときに、最初に思いつくのは個人事業主として起業をするという方法ではないでしょうか。
個人事業主とは、会社を設立せずに個人で事業を行う人のことです。

会社を設立する場合は法人登記を行う必要があり、設立するための費用もかかります。
一方、個人事業主であれば税務署に開業届を提出するだけで起業できます。

方法②会社設立

会社を設立して起業を行う方法もあります。
会社設立のメリットは、社会的な信用を得られるということです。

個人事業主で起業する場合は、株式会社と名乗ることができませんが、会社を設立して起業を行う場合は、株式会社という肩書きがつきます。
会社を設立して起業を行うほうが社会的な信用を得られる可能性が高くなります。
この肩書きの有無は、取引先の印象を左右するポイントにもなるでしょう。

方法③フランチャイズ加盟

経営や起業が初めての方におすすめしたい起業の方法に、フランチャイズ加盟という方法があります。

フランチャイズ加盟とは、フランチャイズ本部に加盟して、ロイヤリティとよばれる料金を支払い、本部から経営ノウハウやブランド力を提供してもらうという経営方法のことです。

フランチャイズ加盟では、事業内容があらかじめ決められており、看板や店名も本部のものを使用できるため、アイデアを1から考える必要がありません。
そのため、自分が興味のある事業を行っている本部にフランチャイズ加盟するだけで、簡単に起業できます。

また、起業にかかる費用の一部を負担してくれる本部もあるため、経営ノウハウを得ながら初期費用を抑えて起業したいという方にもおすすめです。

好きなことと世間の需要や、既存のアイデアをヒントに考えれば新たなアイデアが生まれる

いかがでしたでしょうか?

起業をしたいけれどアイデアがないという場合は、まずは自分が好きなことは何かということを考えて、そのなかから世間のニーズに合うような事業内容を考えましょう。
また、まったく新しいものを一から生み出そうとするのではなく、既存のアイデアや事業を上手に活用することも、アイデアを見つけるコツの1つです。

事業のアイデアが思いつかないという方には、すでにあるビジネスで独立開業ができるフランチャイズ加盟がおすすめです。

修理・修繕サービスの提供を行っているフランチャイズ「トータルリペア」では、全国で加盟店を募集しています。
フランチャイズ加盟に興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

この記事を書いた人

編集部 河田
編集部の河田です。書籍編集とウェブメディアの編集・執筆の経験を経て、現在は「独立成功のレシピ」のコンテンツ編集・執筆を担当させていただいています。現会社員かつ独立未経験者の目線で、自分が独立するなら知っておきたいと思う情報を発信していきます。よろしくお願いします。