目次
フランチャイズは儲かる?
フランチャイズオーナーの平均年収は400万円ほどだと言われています。
しかし、業界や個人の裁量によって収入の幅は広く、年収1,000万円を超えるオーナーも少なくありません。
従業員を増やしたり、複数店舗を経営したりしているオーナーならば年収2,000万円を超えることもあります。
ここでは、当社が運営するフランチャイズ事業「トータルリペア」の加盟者の事例を見てみましょう。
トータルリペアの加盟者の事例①
- 年間所得額:800万円
- 開業時期:2017年6月
- 従業員:オーナー1人のみで運営
- 地域:北海道
- 年齢と性別:40代/男性
- 開業資金:203万円
- 自己資金:150万円
トータルリペアの加盟者の事例②
- 年間所得額:1,300万円
- 開業時期:2011年3月
- 従業員:オーナー1人のみで運営
- 地域:東京都
- 年齢/性別:40代/男性
- 開業資金:530万円
- 自己資金:500万円
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全てのフランチャイズ加盟者が儲かるわけではない
このように、フランチャイズに加盟して高収入を実現しているオーナーもいますが、すべての加盟者が儲かっているわけではありません。
中には赤字が続いて事業を閉じたり、借金を抱えたりするケースもあります。
フランチャイズ経営を成功させるためには、重要なポイントがいくつかあります。
フランチャイズ経営が儲かるかを左右するポイント

フランチャイズに加盟した人が儲かるかどうかを決めるポイントは主に「個人の素質」「開業する業種」「フランチャイズを運営する本部」の3つあります。
1つ目の「個人の素質」が重要なのは、独立をすると出店場所の選定や、競合と差別化する方法、集客方法など、加盟者自身が判断すべきことがたくさんあるからです。
同じ業種やフランチャイズ本部を選んだとしても、個人の資質に成功が大きく左右されます。
また、選択する業種に需要があるかどうかも重要です。
安定した需要がある業種ならば、事業が軌道に乗りやすくなります。
そしてもちろん、加盟先のフランチャイズ選びも、成功を大きく左右する要素の1つです。
数多くの本部が存在しているため、選ぶのは大変ですが、独立の成功率を上げるためには複数の本部を比較検討する必要があります。
ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
フランチャイズで儲かる人・儲からない人の特徴
1,000人以上の加盟者の実績から、フランチャイズで儲かる人と儲からない人、それぞれに共通する特徴が見えてきました。
ここでは、その特徴について詳しく解説します。
自分がフランチャイズ加盟で成功できる資質を持っているかどうか、チェックしてみてください。
フランチャイズで儲かる人の特徴

フランチャイズで儲かる人は、以下のような特徴を持っている傾向があります。
本部の理念・方針に賛同できる
フランチャイズ本部の理念・方針に賛同できる人は、たとえ開業直後にうまくいかなくても、本部からのアドバイスを素直に受け入れて改善に取り組むことができるでしょう。
フランチャイズ本部には、儲かるためのノウハウがたくさん蓄積されています。
そのため、本部のアドバイスをもとに経営していけば、成功できる確率も高まります。
どの本部の理念・方針にも賛同できないという場合は、フランチャイズ加盟のメリットがあまり得られないため、個人での独立がおすすめです。
ルールの範囲内で工夫ができる
フランチャイズ本部が決めたルールの範囲内で創意工夫ができる人も儲けやすい傾向があります。
店舗の場所や時期によって状況は変わるので、自分で考えて主体的に工夫していくことも大切です。
たとえば、トータルリペアで成功している加盟店様の場合、本部が提供しているサービスと他のサービスをかけ合わせたり、自分でSNSを運用して集客したりという工夫をされています。
また、自分ではどんな工夫をするか思いつかない場合でも、本部の情報提供を受けて、成功している加盟店様の真似をして売上を上げられている方もいらっしゃいます。
ただし、加盟している本部のルールによって個人の工夫が可能な範囲に違いがあることには注意しましょう。
自己管理できる
フランチャイズに加盟して儲けるためには、自己管理ができる必要があります。
会社員時代とは違い、誰かが自分を監視・管理してくれるわけではないからです。
もちろん、本部によっては監視・管理体制がしっかりとしているところもありますが、そういった本部を選ぶと会社員時代の働き方とさほど違いを感じられないかもしれません。
自由な働き方をしながら結果を出すためには、経営者である自分自身で体調やモチベーション、仕事の進捗をしっかり管理していかなければなりません。
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フランチャイズで儲からない人の特徴

では逆にフランチャイズで儲からない人にはどのような傾向があるのでしょうか?
人に頼り過ぎる
人に頼り過ぎる人は、「自分に自信がない」「自分で考えて行動するよりも楽だから」といった理由で、フランチャイズ本部に依存しすぎてしまいます。
しかし、全て本部任せでは大きな売り上げを出すことは難しいでしょう。
もちろん本部は加盟店が上手くいくようにノウハウを提供しサポートをしますが、あくまで経営者はオーナー様自身です。
自分が経営者であるという自覚を持ち、自ら利益を上げていくための工夫と努力をしないと、成功は難しいでしょう。
素直にアドバイスを聞けない
自分の考えばかりを尊重し、本部や先輩加盟店のアドバイスを素直に聞けないという人も失敗しやすい傾向があります。
フランチャイズ本部では、過去の成功・失敗事例からデータを得て、より成功率を上げるためのノウハウを蓄積しています。
本部のアドバイスを取り入れずに自分だけで試行錯誤するのは、成功までの道のりをわざわざ遠回りするようなものです。
遠回りした結果、途中で資金が底をついて、成功するまでに事業を畳まなければならないケースも見られます。
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儲かるフランチャイズの業種10選
フランチャイズビジネスは、選ぶ業種によっても収入が大きく異なります。
それぞれの業種で期待できる収入や、その業種で儲けるためのポイントも併せてご紹介します。
コンビニエンスストア
コンビニエンスストアのフランチャイズオーナーの年収目安は約500〜800万円といわれています。
安定した集客力があり、幅広い消費者層に利用されるコンビニは、フランチャイズ業界でもトップクラスの人気を誇ります。
多くの店舗が24時間営業のため、収入を増やすにはスタッフの効率的なシフト管理が重要です。
また、立地条件によって売上が大きく変わるため、集客力の高いエリアを選ぶことが成功のカギとなります。
ハウスクリーニング

ハウスクリーニングのフランチャイズオーナーの年収目安は約300〜800万円といわれています。
ハウスクリーニング業は、共働き家庭や高齢者の増加により需要が高まっています。
定期的な契約を得ることで安定収入を確保しやすい点が魅力です。
特に法人契約を獲得できると、収入が大幅にアップします。
また、オリジナルの洗剤や掃除方法などを使って他社と差別化したり、技術や知識を身につけていないと難しいエアコンなどの機器の分解を伴う作業を請け負ったりすることで、顧客を増やすことができます。
高齢者向け配食サービス
高齢者向け配食サービスのフランチャイズオーナーの年収目安は約400〜500万円といわれています。
高齢化が進み、配食サービスのニーズは増加しています。
特に健康面に配慮した食事を提供する業者は、安定した収益を上げやすい傾向にあります。
地域に密着し、健康志向の高い高齢者に向けたメニューの提供や、顧客に寄り添ったサービスがリピート率向上につながるでしょう。
介護サービス

介護サービスのフランチャイズオーナーの年収目安は約400〜600万円といわれています。
介護業界は、利用者の増加に伴い安定した需要が見込まれている業種です。
公的支援制度を活用し、幅広いサービスを提供することで、収益を安定させることができます。
まあ、顧客満足度を高めるため、サービスの質を向上させ、口コミや紹介を増やすことも効果的で
飲食店
飲食店のフランチャイズオーナーの年収目安は約300〜1,000万円といわれています。
飲食業は、地域密着型のビジネスとして根強い人気があります。
特にフランチャイズならではのノウハウやブランド力を活用することで、集客が期待できる業種です。
収益拡大のカギは、メニューの差別化や地域のニーズに合ったプロモーションです。
また、テイクアウトやデリバリーなどのサービス展開も収入アップに有効です。
コインランドリー
コインランドリーのフランチャイズオーナーの年収目安は、約300〜450万円といわれています。
初期投資は比較的高めですが、無人で運営できるため人件費を抑えることができます。
また、共働き家庭や単身世帯の増加に伴い、利用者が増加している業種です。
最新の設備を導入し、顧客の利便性を高めることで差別化できます。
学習塾

学習塾のフランチャイズオーナーの年収目安は約300〜600万円といわれています。
教育分野のフランチャイズも安定した需要があります。
個別指導や特定の科目に特化したプログラムを導入することで、より高い付加価値を提供できます。
保護者との信頼関係を築き、口コミで生徒数を増やすことが重要です。
買取販売
買取販売のフランチャイズオーナーの年収目安は約400〜1,000万円といわれています。
リサイクルや中古品市場が拡大する中、買取ビジネスは注目されています。
特にブランド品や家電の買取販売は、利益率が高く、安定した収益を得やすい業種です。
買取価格と販売価格のバランスを保ちながら、リピーターを増やすことが収益向上に繋がります。
さらに、オンライン販売も併用すると、販路が広がり収入が増加します。
エステ・マッサージ
エステ・マッサージのフランチャイズオーナーの年収目安は約400~500万円といわれています。
美容や健康に対する意識が高まる中、エステやマッサージ業界も需要が増加しています。
定期的に利用してもらえるメニューを組むことで、安定した収益が得られます。
高単価メニューの導入や、リラクゼーションに加えて美容面でのサービス提供などで差別化を図りましょう。
修理・補修(リペア)

修理・補修(リペア) のフランチャイズオーナーの年収目安は約500~1,000万円といわれています。
車や住宅、家電などの修理・補修サービスは、定期的な需要がある業種です。
専門技術やサービスの質を高めることで、単価を高く設定できるようになり、顧客の信頼を得てリピーターも獲得できます。
また、法人顧客を開拓することによって頻繁に利用してもらいやすくなり、収入を上げることが可能です。
儲かるフランチャイズ本部の選び方

儲かるフランチャイズを見極めるために、まずは資料請求をして比較検討しましょう。
各フランチャイズ本部のサイトからも資料を請求できますが、比較サイトを利用すると楽に集められます。
資料を見て気になったところがあれば、説明会に参加します。
また、一度に複数の説明会に参加したいという方には、フランチャイズ開業希望者向けの合同イベントがおすすめです。
説明会で話を聞いて加盟を検討したいところが見つかったら、個別相談を申し込み、直接話を聞いてみましょう。
詳細な説明を聞き、疑問点や不安点を解消した上で、納得できれば加盟手続きに進みます。
ただし、個別相談をしたからといって、慌てて契約する必要はありません。
フランチャイズ契約時に、契約条件の確認不足が原因でトラブルになるケースが多く見られます。
他社と比較し、契約内容の詳細まで良く理解してから、加盟するかどうか判断しても遅くはありません。
では、具体的にはどういった点を比較すればいいのか、儲かるフランチャイズと儲からないフランチャイズの本部の特徴を見てみましょう。
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儲かるフランチャイズ本部の特徴
どのフランチャイズ本部を選択するかによって、加盟後に儲かるかどうかが決まるといっても過言ではありません。
日本では1,282チェーン(2022年度)ものフランチャイズチェーンが存在し、それぞれ独自のサービスやノウハウを提供しています。
参考:(一社)日本フランチャイズチェーン協会『2019年度「JFAフランチャイズチェーン統計調査」報告』
ここでは、儲かるフランチャイズ本部の5つの特徴を紹介します。
特徴①市場での差別化ができている
儲かるフランチャイズの本部の特徴としてまず挙げられるのは、競合との差別化ができていて市場での優位性が高いという点です。
競合が多い分野では特に、差別化ができなければ生き残りは難しくなります。
一般的には、フランチャイズに加盟すると、本部のルールに従って運営する必要があります。
加盟店の裁量で提供する商品・サービスの変更や追加ができません。
そのため、本部が提供する商品・サービスそのものが競合と差別化されていることが、儲かるようになるための重要な条件となります。
特徴②ブランド力が高い
ブランド力が高く、広く知られているフランチャイズ本部は、集客力が非常に高いといえます。
すでに確立されたブランド力を活かして、開業初期から安定した収入を得ることが期待できます。
一方で、ブランド力がそれほど強くなくても、加盟者の営業力が高ければ商品・サービスを効果的に売り込むことは可能です。
ただし、営業力に自信がない場合、ブランド力の低いフランチャイズに加盟すると、集客で苦戦して思うように売上を伸ばせないことがあります。
特徴③十分な実績がある
儲かるフランチャイズの本部は、長年の運営実績があり、多くの成功事例を持つという特徴もあります。
経営のノウハウが蓄積されているため、加盟者がスムーズにビジネスを軌道に乗せられるようなサポートを提供してくれるでしょう。
実績を確認するには、加盟店のホームページやブログを見たり、本部の担当者から話を聞いたりしてみましょう。
また、加盟店数だけではなく、廃業店舗数・廃業率といった数値データもしっかりと確認することをおすすめします。
他の条件は問題なく感じても、廃業数が多い場合は何か問題がある可能性があります。
特徴④固定費が安い
儲かるフランチャイズの本部は、固定費が安いという特徴があります。
なぜなら、高い売上が挙げられたとしても、固定費も高ければ、手元に残る利益は少なくなってしまうからです。
例えばロイヤリティの設定金額が低めだったり、店舗や従業員が不要なビジネスモデルであったり、モノではなくサービスが売り物という場合は、月々の固定費用を抑えることが可能です。
加盟先を決める前に、必要な固定費と想定収益を確認して、シミュレーションを作成してみましょう。
特徴⑤サポート・研修制度が充実している
本部のサポート体制がしっかりしているフランチャイズであれば、未経験の分野でも安心してビジネスを始められます。
経営や集客に関するノウハウの共有やサポートもしてくれる本部であれば、経営を軌道に乗せやすくなります。
また、特殊な技術が必要な場合は、開業前の研修制度だけでなく、開業後も研修やアドバイスを受けられる本部を探しましょう。
技術が必要なビジネスは参入障壁が高い一方で、競合に脅かされるリスクは低く、長期的に稼ぎやすいといえます。
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儲けるのが難しいフランチャイズ本部の特徴
次に、儲けるのが難しいフランチャイズ本部の2つの特徴を紹介します。
特徴①開業後サポートがない
開業前に手厚いサポートがあっても、開業後のフォローがない場合は儲けるのが難しいフランチャイズだといえます。
開業後のサポートが不十分だと、経営に行き詰まった際に適切なアドバイスや支援が受けられません。
特に初めてフランチャイズに加盟する人にとっては、このサポートの不足が大きなリスクとなります。
経営を軌道に乗せることができなければ、借り入れていたお金が返せず自己破産に追い込まれたり、契約満期を待たずに事業を畳むしかなくなり、中途解約の違約金を請求されたりすることもあります。
特徴②提示されたモデルケースの実現が難しい
いくら良いモデルを提示していても、実現できなければ儲かるフランチャイズとはいえません。
理想的なモデルケースを見れば希望を抱いてしまうものですが、いったん冷静になる必要があります。
加盟する前に、フランチャイズ本部が提示しているモデルケースと同程度の利益を上げられている加盟店がどれだけあるのか確認しておきましょう。
提示内容と近い実績をあげている加盟店が多いようなら問題はありません。
しかし、モデルケースに近い実績が少ない場合や、自分の開業条件とかけ離れている場合は要注意です。
たとえば、設定された条件が「規模の大きな駅前の一等地」といった条件の店舗で、自分が開業するのが駅から離れた店舗の場合、モデル通りの収益を上げることは困難です。
特徴③ライバルが多すぎる
人気がある業種や、簡単に始められる業種は参入する人も多くなります。
同じ地域に多くの競合店があると、顧客の取り合いになり集客が思うようにできません。
ライバルが多くても他の店舗と差別化することができれば集客に繋がりますが、フランチャイズ本部によってはオリジナルの商品やメニューの提供が制限されていることもあります。
商圏の調査や、競合店との差別化方法について事前に確認しておきましょう。
儲かるフランチャイズは、市場の動向と本部の対応から見極めよう
いかがでしたでしょうか?
まずは自分がフランチャイズで儲けられるタイプか確認してから加盟を検討しましょう。
儲かるフランチャイズと儲からないフランチャイズを見分けたいときは、市場の動向と本部の対応に注目することをおすすめします。
自動車や住宅の傷・劣化のリペアビジネスを展開する「トータルリペア」は、生活に根差したモノを対象にしているので、需要が高く安定しやすいという特徴があります。
さらに、加盟店数1,057店(2022年10月現在)の豊富な実績を元に改善を重ねた開業後サポートも提供。
案件紹介や個別の経営コンサルティング、開業地域のアポ済み見込み顧客リストの提供、いつでもどこでも見られる技術動画、技術相談窓口など、経営と技術の両面からサポートを受けていただけます。
資料では、実際にサポートを受けた方の成功事例も掲載中です。
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