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転職で年収を上げるために押さえておきたい4つのポイント

  1. 公開日:2022年07月29日
  2. 最終更新日:2023年09月15日

仕事のお悩み解決

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「転職したいけれど、年収が下がったらどうしよう……」
という悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
せっかく転職をするのであれば、年収はそのままでより良い環境の職場か、年収アップを目指したいですよね。

そこで本記事では、転職をすることで年収が下がる理由や、年収を上げるために押さえておきたい4つのポイントを紹介します。
年収がネックで転職活動に踏み切れない方は、ぜひ最後までご覧ください。

転職をして年収が下がった人の割合

厚生労働省の調査では、令和2年に転職した人のなかで、転職によって前職よりも年収が上がったという人は全体の34.9%という結果が出ています。
逆に、前職よりも年収が下がったと答えた人は35.9%と、年収が上がった人の割合よりも多いようです。

転職により年収が上がったと答えた人の割合を、年代別でまとめました。

【年代別:転職により年収が上がった人の割合】

  • 19歳以下:42.8%
  • 20~24歳:47.6%
  • 25~29歳:37.2%
  • 30~34歳:41.1%
  • 35~39歳:37.4%
  • 40~44歳:39.1%
  • 45~49歳:37.7%
  • 50~54歳:32.6%
  • 55~59歳:21.4%
  • 60~64歳:11.9%
  • 65歳以上:19.8%

参照元:厚生労働省 令和2年雇用動向調査結果の概要

20~24歳の人のうち47.6%が前職よりも年収が上がったという結果で、ほかの年齢と比べても年収が増加した人が多いことがわかります。
一方で、35~39歳で転職をした場合、年収が上がった人は37.4%と、20~24歳の人と比べて約10%下がっているようです。

このような結果から、転職をしたことにより年収が下がってしまう人が多く、特に20代と比べて30代以上になってからの転職は年収が上がりづらい傾向があるといえます。

転職によって年収が下がる理由

転職によって年収が下がる理由として、以下の3つの内容が挙げられます。

【転職によって年収が下がる理由】

  • 焦って転職をすると年収や賞与を重視できなくなるため
  • やりがいなどを重視すると年収の優先順位が下がるため
  • 未経験の職種の場合はすぐに活かせる知識やスキルが少ないため

一刻も早く転職をすること自体を目的に設定していると、収入面の条件が二の次になってしまいがちなので、転職前よりも年収が下がる場合があります。

また、転職先での仕事に対してやりがいを最重要視している場合も同様に、応募した求人の内容がそもそも現職よりも年収が低いものだったという可能性は十分にあり得るでしょう。

さらに、未経験の職種に転職する場合も前職よりも年収が下がることが考えられます。
未経験者の場合はその職種で必要な知識やスキルがまだ少ない状態で、すぐに活躍することが難しいからです。
特に、転職の際に即戦力を求められる30代や40代は、未経験の職種へ転職することで年収が下がる可能性が高くなります。

年収を上げるために押さえておきたい4つのポイント

前職よりも年収を上げるためには、転職活動において以下の4つのポイントを押さえておくことが大切です。

ポイント①年収が高い求人に応募する

転職をして年収を上げたいという場合は、そもそも年収が高い求人に応募することで、必然的に年収が高くなります。
ほとんどの企業が求人ページに年収を記載しているので、転職をする前にしっかりと確認しておきましょう。

年収が低い求人に応募した場合、経験やスキルがあっても、そのあとなかなか年収を上げてもらえないことが考えられます。
そのため、年収を上げる方法として年収が高い求人に応募することがおすすめです。

ポイント②成果主義を導入している企業へ転職する

成果主義を導入している企業へ転職するということも、年収を上げるために押さえておきたいポイントの1つです。

成果主義とは、年齢に関係なく能力や仕事の成果により、昇給や昇進が決まる人事評価制度のことです。
成果主義を導入している企業へ転職して、自分のスキルを磨いていくことで、年収を上げられるでしょう。

一方、年齢や勤続年数により、昇給や昇進を決める人事評価制度である「年功序列」の考え方が残っている企業もあります。
年功序列の企業に入ると、高いスキルを身につけても年収が上がらないことが考えられます。

ポイント③転職先の福利厚生を確認する

転職をして年収を上げたい場合は、転職先の年収だけではなく福利厚生もよく確認しましょう。
「年収が高い=基本給が高い」という考えをしてしまいがちですが、福利厚生も年収に大きく関係する重要な項目です。

たとえば、家賃手当がある企業では、会社が家賃の一部を補助してくれるため、基本給にくわえて家賃手当が支払われます。
基本給が低い場合でも、このような手当が充実していればもらえる給与が増えるため、必然的に年収も高くなります。

そのため、転職をする際は基本給だけではなく福利厚生も確認することが大切です。

ポイント④面接時に自分の経験やスキルをアピールする

転職して年収を上げたいのであれば、面接時に自分の経験やスキルをアピールしましょう。
もし、転職先が求める経験やスキルを持っている場合、募集要項で提示されている条件よりも年収を上げてもらえる可能性があります。

「このくらいの経験やスキルは書くほどでもないかな……」
とは思わずに、転職先で活かせそうなアピールポイントは履歴書に書きましょう。
さらに、面接時にもアピールすることが大切です。

転職では収入アップがなかなか見込めない場合は?

転職ではなく起業をするという選択も、年収を上げるための方法の1つです。

特に、40代以上の転職で年収を上げることは難しい傾向にあるため、よい転職先が見つからない場合は、独立して起業をすることも視野に入れましょう。

起業をするということは、自分が経営側に回るということになるため、経営の手腕によっては年収を大幅に上げられる可能性があります。
人脈や営業力などを身につけて、起業で成功するための計画をしっかりと立てたうえで行動を起こせば、会社員として働くよりも年収が上がることが期待できます。

フランチャイズ加盟による起業もおすすめ

もし、人脈や営業力に自信がない、または事業として成り立つような専門的なスキルがないため不安だという場合は、フランチャイズに加盟するという方法もあります。

フランチャイズに加盟すれば、フランチャイズ本部となる企業から経営のノウハウや専門的なスキルを学ぶことが可能です。

また、フランチャイズでは企業の看板を使って営業を行えるため、1人の力で起業をするよりも最初から一定の売上を見込めます。

転職をしても年収アップが見込めない場合は独立も視野に入れよう

いかがでしたでしょうか?

転職をして年収を上げるためには、転職先の年収や制度、福利厚生を確認したうえで適切な企業を選び、その企業で活かせそうな経験やスキルをアピールすることが大切です。
また、転職ではなく起業をして経営者側に回るということも、年収を上げるための方法として挙げられます。

独立起業したいとお考えの方は、フランチャイズに加盟する方法もおすすめです。
修理・修繕サービスを提供しているフランチャイズ「トータルリペア」では、全国で加盟店を募集中。
興味がある方はぜひお問い合わせください。

この記事を書いた人

編集部 河田
編集部の河田です。書籍編集とウェブメディアの編集・執筆の経験を経て、現在は「独立成功のレシピ」のコンテンツ編集・執筆を担当させていただいています。現会社員かつ独立未経験者の目線で、自分が独立するなら知っておきたいと思う情報を発信していきます。よろしくお願いします。