独立のきっかけ
大手企業で設計の仕事をしていました。30年以上勤務して大きな仕事も任され、収入もそれなりに満足でしたが、50歳を迎えて、このままサラリーマンを続けた場合の自分がどうなっていくのか先が見えていました。ネットで独立について調べていたところ、フランチャイズ比較ネットでトータルリペアを見つけました。自分で車の修理について苦労したことがあったので「これからはこういう仕事が喜ばれるかも」と思い資料請求しました。
55歳から好きなことを仕事とコツコツやっていけたら思っていましたので、この独立は私にピッタリでした。
技術について
埼玉での技術研修は苦労しました。同期の中でも一番遅かったと思います。「あの人、大丈夫かな?」って心配されるほどでした。私のなかでは中途半端が一番ダメだと思っていましたので、できるまで講習を受け続けました。今となってはいい思い出ですが、インストラクターの皆さんにも心配をおかけしました。技術講習が何回受けても無料なのも良い制度ですね。
研修で分かったのが、リペア技術はセンスではないこと。修理の状態はすべて違いますので、正解はないということです。よって練習をたくさんして自信をもってリペアすることが大切です。インストラクターが教えてくれるので、後は練習あるのみです。
最初、妻は不安だったと思います。長年、会社員だった私に独立ができるのかと。ですがトータルリペアの技術を目の当たりにして安心しているようで、今は仕事のサポートをしてくれます。
やりがいは?
私は入念に下調べをしてから施工します。出張作業は現場で行いますが、時間を気にしながらの作業では落ち着いて仕事ができないので、なるべく作業場に持ち帰るようにしています。トータルリペアの魅力は営業や技術研修やパートナーサポート部がしっかりしていることと、全国に同期やたくさんの仲間がいることですね。営業については、修理工場と提携してボーナスの時期にマニュキアコートの販促キャンペーンを行いました。これが当たって認知が広がりました。
会社員時代には設計職だったので、お客様から直接のお言葉をいただくことはありませんでしたが、今は「綺麗にしてもらえて、助かりました。ありがとう」という言葉がやりがいです。
2023年06月14日