トータルリペアFCに開業された方々の声
伊藤 年則さんの事例

2023.06.14

定年のない仕事で一生モノの技術を身につける

  • 独立したきっかけ

    加盟する前は、自動車関連の会社で30年、営業や経営企画の仕事をしてきました。
    しかし長年、いろんな部署を転々として経験を積んできましたが「会社を辞めたら何か残るものはあるのか?手に職と呼べるようなものはあるか?」と考えるようになりました。
    そんな中、病気をしたこともあって、これまでの人生と定年後を考えた時に、これからは手に職を付けて生きていこうと思いました。
    そんな時にトータルリペアを知り、これならまさに手に職を付けて独立できると思いました。前職で私のモチベーションが下がっているのを感じていたのか、家族も「これならいいんじゃない!」と背中を押してくれました。

    独立したきっかけ
  • 技術について

    簡単ではないので、研修で技術を覚えるのは苦労しましたね(笑)。
    しかし、インストラクターに何度も丁寧に教えてもらって、なんとか合格することができました。実際に苦労して習得したので「この技術なら他には絶対マネできない、これなら活躍できる」と確信しました。
    そうやって身につけた技術があったので、開業後の営業は苦にはなりませんでした。もともと経験はあったのですが、パンフレットを置いてきて、興味のあるお客様から連絡を待つだけなので難しいことはなく、根気強く何度も回れるかが重要です。
    一見地味な営業活動ですが、その時に結果がすぐに出なくても忘れたころに依頼されることもよくあるので、足を止めずに動き続けることが大切です。また、足を運ぶことはもちろんなのですが、最近はHPやSNSも活用して、そこからのお問合せも増えてきています。

    技術について
  • この仕事の魅力は?

    トータルリペアは1から10まで商売の醍醐味が詰まっています。
    お客様のところに何度も足を運んで仕事をもらい、きれいに仕上げて納品して喜んでもらう。自分で請求書も作って送りますので、本当に「自分の力で稼いでいる」という実感があります。
    最近、様々な業界でAIに仕事が奪われるというニュースを見ますが、人間にしかこの仕事はできません。
    素材表面の質感や色合い、さらに風合いなどを表現するには、人間の感覚が必要とされるので、絶対に機械には出来ない仕事です。修理したところをお客様に見て、触って確認してもらい、そして喜んでもらうことが大事なので、単純に穴を埋めれば良いというのではありません。
    この仕事は、たくさんのお客様に喜んで頂けるので、毎日が新鮮で楽しく、最近は仕事をしている感覚はなくたってきました。定年がなく、生涯現役で働けるこのトータルリペアは、私にとってまさに天職ですね。

  • 失敗したことは?

    苦戦して技術を身につけたので、たくさん失敗はありますよ。
    本部や先輩オーナーが言っていた通り、傷は千差万別で同じ状況のリペアはありません。最初は失敗の連続でしたが、とにかく数をこなし、経験を積むことが大切です。
    ただ、そんな私を妻が応援してくれたのはとても嬉しかったですね。独立した今も色々な形で支えてもらっています。
    この仕事は自分で好きなように仕事をコントロール出来るので、夫婦の時間も増えましたよ。