19歳の時に本を読んで「労働者と経営者と投資家の仕事の仕方」について学び、お金と時間に自由がある経営者になりたいと思い、起業することを決めました。卒業後は、社会経験を積みながら資金を貯めるために、3年半ほど医療機器のエンジニアとして機器の設置やメンテナンスをしていました。仕事をしながらどんな事業をしようかと、プログラミングや投資など色々試してみたのですが、自分に合うものは見つかりませんでした。
そこで会社を退職し、本腰を入れて独立の準備を始めることに。自分では良い事業が思いつかなかったので、フランチャイズの中から自分に向いていそうな事業を探していたところ、トータルリペアを見つけました。

トータルリペアを含めいくつかのフランチャイズの説明会に参加しました。加盟先を選ぶ際に重視していたのは、信頼できるかという点です。トータルリペアは長い歴史があり、本部が長年培ってきた技術を学ぶことができるという点に魅力を感じました。また、担当者の雰囲気が良く細やかな質問にも回答してくれ、その担当者のことも所属している会社のことも信頼できると感じたのが、加盟する決め手となりました。

私は器用な方なので簡単だろうと思っていましたが、実際にやってみるとかなり難しかったですね。特にツヤの調整が難しく苦戦した思い出があります。他の受講者の頑張っている様子に刺激をもらいながら練習を続け、なんとか予定通りに開業することができました。
開業後は、本部から紹介してもらった先輩加盟店さんの現場に1ヵ月ほど同行させてもらい、実際に施工しながら技術を磨きました。失敗してしまったときは、先輩がリカバリーしながらどうしたら良かったのかを教えてくれたので、かなり力が付いたと思います。
独り立ちしてからは、先輩に頼りすぎないように、分からないところは本部に質問するようにしています。

開業から1カ月間は、近隣の先輩オーナーのご厚意で現場に同行させてもらいながら技術を磨き、空いている時間で営業活動もしていました。
私の場合、まずはWEB営業で1日20件くらいメッセージを送って、興味を持っていただいたところに施工写真をまとめた資料を持って訪問する形を取りました。実際に営業に行ってみて、トータルリペアは大手なので信頼してもらいやすいというメリットを感じました。この営業方法とブランドで信頼を得られたことが、仕事につながりやすかった理由かなと思います。
今はハウスメーカーや内装屋さんとお付き合いが続いていて、中古物件のリペアを中心に依頼していただいています。

本部のサポートで一番助かったのは案件紹介です。自力で仕事を取れるか不安だったので、案件紹介のおかげで精神的な余裕を持ちながら、いいスタートダッシュを切れました。初めての案件も本部からの紹介です。開業当初は簡単な案件からはじめて、徐々に難しい案件を送っていただいたので、技術力アップにもつながっています。施工後にお送りする写真を見て、その出来栄えでどのレベルまで対応できるか判断して、案件を選んでいただいているのだと思います。
また、週に1度くらい担当アドバイザーと電話でMTGして、目標との差を埋める方法を色々アドバイスもいただいたので、常に目標を意識しながら頑張ることができました。

開業から3カ月目に月商100万円を達成しました。本部からの紹介案件と自分で営業をしていただいた案件数を合計すると月40～50件ほど。1か月目にしっかりと技術を磨きつつ営業活動をしていたので、その結果が2カ月目以降に出てきています。継続してお付き合いさせていただいている取引先も4社くらいあるので、今は営業活動せずに施工に集中しています。まだ伸び代があると感じているので、ゆくゆくは年商2000万円を目指していきたいですね。