以前は住宅の設備屋で働いていましたが、事業縮小により辞めることになりました。以前から人に色々と指示されて働くのは性に合わないと感じていたので、転職はせず独立をして個人で設備の仕事をすることに。
しかし、設備の仕事は少なく食いつないでいくだけで精一杯で、さらに腰を悪くして重いモノを運ぶことに限界を感じていました。その状況から抜け出すために手に職を付けようと、ネットで色々調べているうちに見つけたのがトータルリペアです。
他のリペア関係のフランチャイズと比較して講習がしっかりとしていて、きちんと技術を身に付けてから開業できるという部分に魅力を感じました。お話をしたコンサルタントの方もとても良い方で、私が納得いくまで焦らず根気強く説明してくださり、開業後も丁寧なサポートが受けられるだろうと感じたのも決め手となり、加盟を決意しました。

技術講習は短期間で色々覚えることがあり、内容も難しくとても疲れました。時間がかかって焦りが出たせいで失敗してしまったこともあります。その分、開業しても良いレベルの技術力が身についたと認定を受けられたときは嬉しかったですね。
開業後も、現場で困ったときは講習の時にとったメモを見返したり、加盟店専用サイトで動画を見て復習したりしながら作業を進められたので心強かったです。

設備の仕事をしていた頃から付き合いのある賃貸管理会社に「リペアができるようになりました！」と営業をして、そこからリペアの仕事をいただけるようになりました。また、開業してすぐ先輩加盟店から「ハウスメーカーの仕事を一緒にやらないか」と声かけていただき、そこからも仕事をいただいています。
他にも紹介などで取引先が増えて、今の主な取引先は4社くらいです。件数としてはハウスメーカー1社で月20～30件くらいの案件をいただいています。案件の内訳としては新築7割、原状回復2割、リペア以外1割くらいです。リペア以外の仕事はコーキングや木材加工などがあります。

3年目くらいの時に1社ごとの発注件数が増えてきて、4年目で年商1000万円を達成しました。最高年商は2000万円くらいです。
件数が増えてきた理由は、担当の方と仲良くなれたからです。仲良くとはいっても、一緒に遊びに行くわけではありませんよ（笑）相手が困っている時は多少無理してでも助けるようにしていたから、優先的に仕事を回してもらえるようになったんだと思います。

トータルリペアに加盟してから生活レベルが上がりました。設備の仕事は数が少なく切羽詰まっていましたが、リペアできるようになってから仕事の数が増えて、気持ちにも余裕ができました。例えば、以前は外食する気になれませんでしたが、今はいつでも外食を楽しめます。
また、お客さんに喜んでもらえるのでやりがいがあります。樹脂サッシの大きな欠損を直す案件を受けた時、出来栄えを確認した監督さんに「おお！すごい！」と言ってもらえた時はかなり嬉しかったですね。そういう難しい案件ほど単価が高いですし、技術力が試されるので面白いと感じます。

本当にこの仕事がやりたいのか、よく考えてみてください。リペアに限らずどんな業界でも、中途半端な気持ちで始めたら続きません。独立をすると、失敗も成功も全て自分に返ってくるからこそ、やるなら覚悟を決めて頑張ってほしいと思います。頑張れば必ず結果はついてきますよ。